EXHIBITION

KAKU 河島夏希二人展

『パーラーパーラー』


2025年9月3日(水)-9月19日(金)

月•木•金•日 19:30~22:30

土 14:30~18:30

火 水定休

(3日のみ19:30~22:30)


チケット¥400
(同金額分のクーポンとして使用可)

企画:スペースぱせか

スペースぱせか初となる、アーティストKAKU とフォトグラファー河島夏希の二人展を開催します。

大阪を拠点に、写真やシルクスクリーンなど各々の表現方法で活動する二人。

以前、働いていた立ち飲み屋さんで河島さんと出会い、そこからのご縁で今回展示してくださることとなりました。

当スペースでは写真集『光ること』を取り扱っており、その「真摯な優しさ」を感じる写真に見覚えのある方もいるかと。

今回の展示テーマは「パーラー」です。

なんか気が抜けてて、可愛らしい言葉ですよね。

旅先で知らない喫茶店やお土産屋さんに入ったときの、浮き足立つようなワクワク感と、いい意味での胡散臭〜い感じ。

そんな旅情を感じさせる、写真やシルクスクリーンの作品・グッズと、過去の作品などが並びます。

今回の展示に合わせて、作品のインスピレーションを見つけに2人で沖縄の離島に行ったそう。

同じものを見て、食べて、楽しんで、全く違うことを感じる。それぞれの感性によって生じる「違い」と「同じ」を楽しめるのも、二人展のいいところかなと思います。

まだまだ暑い日が続きますが、吹く風の中に秋の気配を感じるようになりました。

あんなに待ち望んだはずなのに、少しだけ寂しくなる。その寂しさを埋めるには、今回の展示みたいな「小旅行」がピッタリですね。

ご来場お待ちしております。

スペースぱせか 小泉

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19世紀、海の向こうの国々で「パーラー」という言葉は応接間を意味していました。

異国から届いたその響きは、やがて日本で銀座のフルーツパーラーや駅前のパチンコ店などの名前に使われ、日常から少し抜け出せる特別な場所を指す言葉に。

その土地ならではの魅力で人をもてなすパーラー。

「なんか素敵!我々もパーラーしたい!!」

そんな気持ちから生まれた展示です。

パーラーパーラー。

河島/KAKUの想いを二乗した期間限定のパーラーをお楽しみください。

河島夏希 | @natsuki_kawashima

大分県出身、大阪府在住。

フィルムカメラを軸に活動し、「撮る」という行為から現像に至るまでのプロセスを重視。フィルムならではの色彩や質感、そして偶然性を受け入れながら、それらを作品へと落とし込んでいる。2025年、自身初の写真集『光ること』を発表。

KAKU | @dangosuki___

シルクスクリーン作品を中心に、イラストレーション、立体など、さまざまな表現方法を用いて制作。その時々で自身の関心を引くテーマを取り上げ、自由な発想でビジュアル化しています。